英語で語りかけを行うなどのいわゆる『英語子育て』を実践している保護者向けの情報誌によると、アンケート回答者のうち六割が、「英語子育て」を始めて三年目以内、子どもの年齢も三歳以下という結果が出ています。つまりこの時期が最も熱心に「英語子育て」に集中できるということでしょう。その後も継続している方がどれくらいの割合でいるのかのデータは見当たりませんが、三歳を過ぎた頃から「英語子育て」に挫折してしまう人が多いとすれば納得がいきます。自我が生まれるこの頃には、自分か所属する共同体の環境が子どもの成長に大きな影響を与えてきます。その中で英語を使用することが不自然だと気づけば、それまで、親の問いかけに英語で答えていた子どもでも、英語を使わなくなるのはごく自然な成り行きです。