一括委託管理の場合は、管理会社が管理費や修繕積立金を預かることになりますが、バブル崩壊後の不況で管理会社が倒産。管理費や修繕積立金が、すべて使い込まれていたという事件が、たびたび起こりました。2001年8月、そのために管理会社の努力規定を示した「マンションの管理の適正化推進に関する法律」、いわゆるマンション管理法が成立しました。同法によって、マンションの管理業者は国土交通省への登録が義務づけられ、管理組合の財産は、管理組合の名義で保管されることになりました。管理会社が印鑑と一緒に管理組合の財産を保管することは、原則禁止になったのです。また管理費だけは、一定の保護措置を講じれば例外的に認められることになり、また新しい国家資格として「マンション管理士」が登場しました。
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